似太郎

猿の惑星の似太郎のレビュー・感想・評価

猿の惑星(1968年製作の映画)
4.3
【猿のは臭ェ〜😖】

🐵オーソドックスなSF映画で終末的雰囲気の強い「こんな筈じゃなかった系」作品。人類の文明終焉に警鐘を鳴らす『ターミネーター』シリーズにも似た雰囲気がある。

🐵主演チャールトン・ヘストンの漢気溢れる(?)宇宙飛行士と猿に支配された奴隷社会の恐怖が当時のアメリカ社会に於ける不安定さを物語っているように感じられる。

🐵ティム・バートンのリメイク版に愛着がある私としては、正攻法過ぎてちょっと物足りなく思う箇所もあるのだが、SF作品の古典として後世に語り継がれる「終末モノ」として良く出来ている。猿人がちっとも可愛くなくグロテスクこの上ない。

「猿」=日本人という図式は『戦場にかける橋』と同じ原作者だけに、こちらとしては何とも歯痒い感じではある。😓
似太郎

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