日本のデビッド・リンチ(というと逆に失礼かw)、黒沢清監督は大好きなんで殆ど観てたつもりがこれは見逃してた。
加藤"アルペン"晴彦と麻生"ザリガニ食い"久美子主演の不条理ホラーと思いきや「世界の終わり」という壮大なテーマも含めて収歛させるには、お金が足りなかったのか何なのか、未消化な部分も含めて、やはり私好みの黒沢清作品だった。
同様のテーマなら近作「散歩する侵略者」の方が熟れてるかも。
20年前の作品なんで、みんな若い。
麻生久美子も有坂来瞳も小雪も可愛くてピチピチだわ。ほんで揃いも揃ってノースリーブの薄着だもんでな。うほほ。
相変わらずキャスティング無駄に豪華だし。
出演時間、役所広司1分くらい、風吹じゅん30秒くらい、哀川翔に至っては5秒くらい。笑える。
数年前の「リアル」なんて佐藤健や綾瀬はるかやオダギリジョー起用しつつのトンデモ映画だったしな。
そういうとこ好きだわ。
ま、色んな意味で楽しめた。(笑)