ウィノナ・ライダー目当てで見たけどメグ役の人もめっちゃ綺麗やった。どっちも役がぴったりハマってた。
何回も映画化されてる古典文学が原作ということで、普通の映画ってよりはクラシックみたいな芸術作品寄りの感覚で観るのが良いかなと思った。
まず4姉妹のキャラがしっかり立ってて、棲み分けができてるのが良かった。それぞれがそれぞれの道に進んで幸せになっていく中、ベスだけ救いがなくて切なかった。
そのベスの死があってから、メグは子供、ジョーは小説、エイミーは結婚、と全てが上手く行き、家族がまたひとつになれたのが皮肉にも思われつつ、ある意味リアルだなと思った。
いつも必要なのは少しのきっかけで、それ自体は良くないものでも、当人の姿勢しだいで事態は好転する。今にも通ずる教訓を得た気がした。
展開とかに派手さや裏切りがあるわけではない分、家族の絆とか夢を追う姿勢とか、人生の大切な学びの部分がよりスッと伝わってきたような感じがあった。