GMKゴースト

ゴジラVSスペースゴジラのGMKゴーストのネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラVSスペースゴジラ(1994年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

◯熱い人間ドラマ
 今回の脚本は「ルパン三世」や
 「太陽にほえろ」で知られる
 柏原寛司氏のため、
 熱い男の友情や恋愛要素が
 展開される。
◯名セリフ多数
 「人間は諦められないことが
  あるから生きていけるんだ」
 「上司気にして良い仕事が出来るか?
  良い仕事しようぜ」
 「殴り合わないと相手を理解できないの?
  男の人って」 →「そこが可愛いんだ」
◯強敵スペースゴジラ
 G細胞が宇宙空間で急成長した姿。
 結晶体からエネルギー補充。
 巨大な飛行態。
 結晶体を飛ばす攻撃など、
 宇宙生物ならではの能力多数。
◯MOGERA
 モゲラのリメイクとしては
 100点の造形。
 上下の合体ロボ。
 ドリル攻撃。
 スペースゴジラの両肩の結晶を
 破壊する活躍
◯リトルゴジラ
 ベビーゴジラの成長した姿。
 スペースゴジラによって結晶体に
 閉じ込められる。
△序盤が少し退屈
 序盤は大久保らがT-projectを進める裏で、
 結城が無謀な作戦でゴジラに挑む展開。
 VSシリーズで展開されてきた大規模な
 作戦と比べると緊張感も無く退屈に感じる。
 大きく尺を使ったT-projectは後半の展開には
 全く関与しない。
△テーマ性は薄い
 VSシリーズでは怪獣を通して社会問題等の
 テーマを表現してきたが今回は人間ドラマ等の
 娯楽性に全振りしており、テーマ性が薄い。
 そのためスペースゴジラの存在に必然性がなく、
 単に強い敵という印象。
△人間ドラマ多め
 序盤から人間ドラマ主体で物語が進むため、
 特撮が見たい人は退屈かも。
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