虹島流浮

恋する人魚たちの虹島流浮のレビュー・感想・評価

恋する人魚たち(1990年製作の映画)
3.7
母親は母親で、娘は娘でそれぞれ問題を抱えていますが、母親は無宗教なのにウィノナ・ライダー演じる娘がユダヤ系なのにカトリック修道女に憧れるという設定が彼女の恋愛事情に独特な面白さを演出している。
『ヤング・ゼネレーション』のイタリアかぶれの主人公を思い出しました。最後はギリシャ神話に夢中になるところなんかも、フランスかぶれに転向する彼と重なる。
若い頃の謎な行動は面白い。

クリスティーナ・リッチのデビュー作でもあるわけですが、なんと愛くるしい。

最後は踊って終わる映画は間違いない。