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ミニヴァー夫人のkazu1961のレビュー・感想・評価

ミニヴァー夫人(1942年製作の映画)
3.4
「ミニヴァー夫人」
原題「Mrs. Miniver」
1949/5/21 公開 アメリカ作品 2017-219
アカデミー賞作品賞再鑑賞シリーズ
1943年第15回 アカデミー賞作品賞

題名からは想像できないストーリー展開ですね。ラスト近くまで私たちにおなじみの反戦映画だと思ってみてましたが、この時期1940年代に多く制作された戦意高揚映画でした。ラストの教会シーンはその意図が凄く強調されています。そこまでのストーリー展開はウィリアム・ワイラーらしく素晴らしいものでしたが、このラストで興醒め気味になりました。やはり映画はその時代背景を如実に現しますね。。
あと中盤で民間人がダンケルクに救出に行くシーンは「ダンケルク」を最近観たこともあり、グッと乗り出してしまいました。

巨匠ウィリアム・ワイラーが、今次大戦に従軍する前に監督した映画で、1942年度アカデミー受賞作品である。ジャン・ストルーザーのスケッチを素材とした脚本。主演はグリア・ガースンとウォルター・ピジョン。テレサ・ライト、ディム・メイ・ホイッティ、レジナルド・オーウェン、ヘンリー・トラヴァース、リチャード・ネイ、ヘンリー・ウィルコクスン、ライス・ウィリアム等が助演している。なおこの映画に関するアカデミー賞は、作品賞のほか、監督賞、脚色賞、撮影賞、主演女優賞、助演女優賞(テレサ・ライト)で、プロデューサーのシドニー・A・フランクリンはアーヴィング・サルヴァーグ記念賞を与えられた。
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