ほわポーク

デモンズ2001のほわポークのレビュー・感想・評価

デモンズ2001(2000年製作の映画)
-
カルト研究学者のカールアーバンが怖いカルトからいっぱいいやがらせされる、若カールアーバンの人権を問う怪作。

カールアーバンが好きなら絶対損はない。絶対は言い過ぎかもしれない。たぶん。だいぶ。かなり。

金がないながら絵作りやシーンに工夫があって良心的なB級だった。うまく昇華して天使のようなマコーレーカルキンでしめてたらジェイコブスラダーに成れたかもしれない可能性は感じる。
いや褒めすぎたかもしれない。野心と勢いはある。カールアーバンの芝居も良い。

ゴーストシップで虫の缶詰食わされて泣いてたカールアーバンだけど、デモンズ2001でナマGを口に放り込まれたのにも耐えた胆力を買われたのかな?
メイキングで「気持ち悪くてトんでた」「思ったよりすぐ終わった」と言ってて気絶してるやんけとか思いました。

Gは食わされるし、やたらと服は脱がされるし、やたらとおっぱい揉まれたりしてて何だか可哀想になってくるけど、G食って乳首責めにも耐えた結果、ローハンの騎士に成り上がったんだからえらいよな。

以下、ラストシーンに関することです。





デモンズ2001は謎の虫推しで、オチ?もカマドウマに愛だのを託してしまって、役者ってカマドウマを手の平の上にずっと乗っけてないといけない大変な仕事だよなとしみじみした。虫苦手とか許されない。

メイキングでスタッフが「この虫は水かけると仮死状態から蘇るので、水に浸した虫を役者の手に置いて動き出す瞬間をじっと待ち、見事カメラにおさめました!」とメチャクチャ嬉しそうに語ってて、そこに1番の狂気を感じました。

カールアーバンはこんな仕事してっから将来ザボーイズみたいなのに抜擢されちゃうんだよ。
ほわポーク

ほわポーク