天豆てんまめ

の・ようなものの天豆てんまめのレビュー・感想・評価

の・ようなもの(1981年製作の映画)
3.6
とぼけた味わいの青春映画で癒された。

修行中の二つ目落語家の志ん魚(しんとと)と落語仲間のほのぼの日常生活。 

志ん魚は、23歳の誕生日に初めてソープランドへ行き、秋吉久美子と出会う。不思議な感じで意気投合。彼女の家に行ったりデートしたり微笑ましい。

この秋吉久美子の飄々とした雰囲気と可愛さがこの映画の空気に艶を出す。

主人公の伊藤克信は棒読み演技へたっぴーだけど段々味に感じてくる。落語仲間のでんでんや尾藤イサオも楽しげでいい。

一方で、落研の女子高生がやってきて、志ん魚はそのなかの一人と付き合い始めたり。森田芳光の劇場用映画デビュー作で、80年代の軽さと遊び心に満ちた軽いタッチで楽しめた。

若くて細いでんでんが落語してて新鮮😂

まったりしたので個人的に2020年公開映画ランキングをつけてみました。
今年はあまり劇場には行けず40数作品観ましたが、まずは21位から30位。

21. アルプススタンドのはしの方
22. 劇場
23. キャッツ
24. 罪の声
25. MANK/マンク
26. えんとつ町のプペル
27. さくら
28. ばるぼら
29. ハスラーズ
30. マザーレス・ブルックリン

今年もいい映画と沢山出逢えますように🙏

✨ランキングは次レビューにつづく✨