ルマンド

ジャスティスのルマンドのレビュー・感想・評価

ジャスティス(2002年製作の映画)
3.7
真面目な作品。
ブルース・ウイリスも静かで知的な役柄。若くて、いい感じのイケオジ。
テレンス・ハワードはやっぱり好き。
誰が敵か味方かわからなくなる。

黒人差別は根深い。
白人と同じことができない。
人一倍以上の努力をしても認められない。
疑われたら即座に射殺される。

軍法会議に入ってからはかなり面白かった。
駆け引き。
目的のために犠牲は必要。
苦しい選択かもしれないが、それは「正義」なのか。
「正義」=「ジャスティス」なんだろうが、
戦場ではない、この現場で、原題「hearts war」でもいいんじゃないか。
「ジャスティス」というカタカナでいきなり陳腐だ!もったいない!

悪くない、理解力ないせいなのか、あれは伏線だったのか、よくわからないこともあったけど、よかった。みんながみんなのために自分が犠牲になろうとしたところが、考えさせられた。

悲しい敬礼だった。
ルマンド

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