ジェーンとリチャードは奇妙な出会い方をする。
ジェーンは難病で余命わずか。リチャードは自作の複葉機を飛ばしたい夢を持っている。
そこでジェーンの告白はロストヴァージンを奪ってほしいというもの。
かなり癖のある関係だが、殊更不幸に取り上げてないところは好感が持てる。
とはいえ共感し難い物語に感じる。
ポール・グリーングラスがまだ知られる前の監督作なのだが、シリアスとコメディのバランスがよろしくない。
特にコメディ部分の演出はあまり得意でないのか。
とっつきにくい場面が多々ある。
シリアス一辺倒でもよかったように思う演出が微妙だった作品。