とても爽快な気分になれる映画。たぶん観てる間に、自分の頭ん中も夢もいじくり回されたんだと思う。
原作のイカれ具合もあるのだろうけど、アニメとしての表現や演出もとてもぶっ飛び かつ 親しみやすくて、バランスが良い!
訳わからんことだらけじゃないってとこがっ。実際の夢と同じく、夢のどこかしらに隠れた、れっきとした事実や本心。
でも、本心が生んだピュアな想像の産物、理想といったまさに"夢"という言葉で表現するものもある。
カオスに困惑しつつも心のどこかではそれを楽しみ、次第にカオスの中から見えてくる真実に感動する。
こういうエンタメ大好き。
色々書いたけど、なんてったって一番良いのは平沢進さんの壮大なごちゃ混ぜ音楽よ。特に白虎野!!
F、Am/E、Dm のシンプルでドラマティックなコード進行に乗っかる、のびのびとした独特ボイスな平沢さんの心打つ旋律っっ!そして、それを壮大なストリングスとシンセサイザーのオーケストラでリバーブ感豊かに包むサウンド!!
音楽が世界観の半分を作ってるって言っても過言じゃないわっっ。
確かに変態的な描写沢山あるけど、、自分はそれが好きで観てるんだからしゃーない。好き嫌い分かれるだろう!それだけさっっ!笑