荻野徹男

喝采の荻野徹男のネタバレレビュー・内容・結末

喝采(1929年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

トーキー初期でサイレント的な視覚的なストーリーテリングと台詞による語りがブレンドされてこの時代にしかない映画の魅力に溢れている。
娘のグラスから母のグラスに繋ぐところなんて、かなり、ぐっと来ましたよ。
僅かだけど入ってくるロケーション撮影もすごく良かった。地下鉄の見送りシーンの臨場感とか。

ショービジネスの女性搾取的な様とか、モラハラ・共依存関係の描写とかそのまま今でも通じます。
荻野徹男

荻野徹男

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