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シャッター アイランドのkazu1961のレビュー・感想・評価

シャッター アイランド(2009年製作の映画)
4.0
▪️Title : 「シャッター アイランド」
Original Title :「Shutter Island」
▪️First Release Year:2010
▪️JP Release Date :2010/04/09
▪️Production Country: アメリカ
🏆Main Awards :※※※
▪️Appreciation Record :2020-421 再鑑賞
🕰Running Time:138分
▪️My Review
衝撃のラストが待ち受ける“ネタバレ厳禁映画”ですね。公開当時、日本では「衝撃のラスト」という触れ込みで宣伝され、上映前には「この映画のラストはまだ見ていない人には決して話さないでください」「登場人物の目線や仕草にも注目しましょう」という旨のテロップが入いりました。
そうなんですね、超難解映画と言われる『シャッター アイランド』。ラストを観たら驚愕!!そんなんや!!って感じです。さらに、ほんとのラストは。。。作品内に散りばめられた伏線を整理しながら観る必要があります。タイトルに込められた本当の意味とは?メッセージは、またまた贖罪ですよね!!
初めて観た時のショックとは別に、何度も鑑賞して伏線を回収していきながら理解を深めていくのもまた楽しい観方ですね。

マーティン・スコセッシ監督、初めてミステリ映画を製作するにあたって、冒頭のフェリーシーンのあからさまなスクリーンプロセスや、極端に陰影をつけた撮影、バーナード・ハーマン風の仰々しい音楽など、ハリウッド黄金期を彷彿とさせるオールド・ファッションな演出で全編を彩りました。特に全編にわたって不穏な前衛音楽を配置。サウンドトラックには、著名アーティストの現代音楽やアンビエント・ミュージックが収録されています。
また、演技派の超一流俳優達にこだわりました。主演のディカプリオはもちろんのこと、『ガンジー』でアカデミー主演男優賞を受賞したベン・キングスレー、『エクソシスト』で知られる名優マックス・フォン・シドー、『ブルーバレンタイン』でアカデミー主演女優賞にノミネートされたミシェル・ウィリアムズ。主人公テディの相棒チャック役には、アベンジャーズのハルク役でお馴染みのマーク・ラファロが起用されています。凄いメンバーですよね。
本作、『ディパーテッド』のマーティン・スコセッシ監督とレオナルド・ディカプリオが再びタッグを組んだ、不可解な事件が起きた孤島を舞台に、謎解きを展開する本格ミステリー大作です。原作は『ミスティック・リバー』の著者、デニス・ルヘインの同名小説。次々に浮かび上がる謎や、不気味な世界観から目が離せません!!

物語は。。。
精神を病んだ犯罪者の収容施設がある孤島、シャッター アイランド。厳重に管理された施設から、一人の女性患者が謎のメッセージを残して姿を消します。孤島で起きた不可解な失踪事件の担当になった連邦保安官のテディ・ダニエルズは、この孤島の怪しさに気付き始めますが。。。

▪️Overview
「ミスティック・リバー」のデニス・ルヘイン原作の同名小説をマーティン・スコセッシ監督&レオナルド・ディカプリオ主演で映画化。1954年、失踪した女性患者の謎を探るためにボストン沖の孤島に建つ犯罪者用精神病院を訪れた米連邦保安官テディ・ダニエルズ(ディカプリオ)に次々と不可解な出来事が起こる。脚色は「アレキサンダー」「ナイト・ウォッチ/NOCHINOI DOZOR」のレータ・カログリディス。(引用:映画.com)
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