カーズWSA

シャッター アイランドのカーズWSAのレビュー・感想・評価

シャッター アイランド(2009年製作の映画)
3.5
先日これと間違えて『ウルフ・オブ・ウォールストリート』を観てしまって今度こそ、と。
同じくスコプリオコンビ。

事前情報ナシで観た方が良い、とのことですがそれが既に事前情報になってしまうよね。僕はネタバレ一切気にしないんですが、さすがにそこまで言われると一応結末は知らずに観た方がいいかな、と。
一応、ネタバレがイヤな人もいるのはわかってますので毎回してないつもりで書いてますが大丈夫かな。

もう初っ端から違和感アリアリで、おや?、と何度か思うもよくわからないので流れに任せ。最後まで観れば、なるほど〜、となりました。
斧でダンナを殺したというおばさん、水飲んでた?なんかよくわかってなくて手品的なことを想像しちゃった。

『ウルフ・オブ〜』の感想で、パリピプリオ最高、って書いたけど忘れてた、シリアスプリオも好きだってことを。

このときはちょっとポチャプリオ。崖の上のプリオが下りてくとこはお話とは別のところでもハラハラ。
動きにキレがなく、なんとなくモタついてるのも素敵です。

マークラファロの安心感。彼が隣にいるだけで心が強くなれること、いなくなるとディカプリオとともにこっちも不安でたまらなくなります。種明かしされてみると安心感の源がよくわかりました。

精神病院の医院長にベンキングスレー。めちゃくちゃハマり役。ちゃんとちゃんとしてる人にも怪しい人にも見えます。この病院、後にベッキン来るんですか?

建物とか天気とかフェリーが唯一の手段とか、全体的な重苦しい雰囲気を見事に画面で表してて閉塞感がすごい。観るのなかなか疲れました。

最後、ようやく天気は晴れ。ディカプリオの天気も晴れになったんでしょうか。

マークラファロの首振りが切ない。
かつて、ピッチャーがキャッチャーのサインに首を振ったら盗塁しろ、と野村克也は言ったそうです。この映画とは全く関係ありません。
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