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タイムズ・スクエアのleylaのレビュー・感想・評価

タイムズ・スクエア(1980年製作の映画)
3.8
1970〜80年代あたりの音楽とキッチュなファッション、NYの街並み…当時の空気感に心躍るミドルティーンの青春作品。

プロデューサーは『サタデーナイトフィーバー』『グリース』を手がけたロバート・スティグウッド。

ロキシーミュージック、キュアー、ラモーンズ、ルー・リード、パティ・スミス、トーキング・ヘッズ…など、テンションが上がる音楽と青春の相乗効果。

孤独で破天荒なロック好きのニッキーと市長に立候補している父を持つパメラ。2人は無理やり精神科に入れられ、ベッドで隣合わせになる。やがて病院を抜け出し廃墟で暮らし、ラジオを通して有名になっていく。

ティーンの怒りや反抗心、刹那的なエネルギーが懐かしい!作品として優れているとは言えないけど、みずみずしい主役の2人が魅力的だし、すごく好きな雰囲気の作品。10代の頃リアルタイムで観ていたら感化されてそう。

『ロッキーホラーショー』のティム・カリーがDJ役。

夜のストリートでダンスしながら歩くシーンや、タイムズ・スクエアでのゲリラ・ライヴシーンが印象的。マンハッタンでのオールロケだそうです。

♪ワイルドサイドを歩け🎵はこの時代のNYの街にしっくりハマる。
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