シドニー・ポラック監督による左派的アプローチ(米国批判)を盛り込んだメロドラマ趣向の強いサスペンス。正攻法な演出で一気見できる秀作となった。
😍主演のロバート・レッドフォードの美貌に女性客はキャーキャーであろう。(笑)
ブラッド・ピットほど筋肉マッチョではなく、ディカプリオほどオーバーアクトでもない老成した演技力はさすがの一言。アメリカン・ニューシネマ特有の陰鬱なムードも捨てがたい秀作となっている。全体的にじめじめ〜っとした雰囲気が好み。
特に脇役のクリフ・ロバートソンやマックス・フォン・シドーが印象に残る。役者陣が皆堅実で好感の持てる作り。隠れたスパイ・サスペンスの掘り出し物。