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ワン・デイ 23年のラブストーリーのkazu1961のレビュー・感想・評価

3.6
▪️Title : 「ワン・デイ 23年のラブストーリー」
Original Title :「One day」
▪️First Release Year:2011
▪️JP Release Date :2012/06/23
▪️Production Country: イギリス
🏆Main Awards :※※※
▪️Appreciation Record :2020-440 再鑑賞
🕰Running Time:107分
▪️My Review
“日常に呑み込まれ、大切なことをやり過ごしてないか?”“私の人生、このままで、いいのか!?”。。。なにげなく流れていく時、その流れに身を任せるだけでなく、自分に問いかけていく必要があるのでは。。。初めて鑑賞した時、そんなことを色々と考えさせられました。
人生にはタイミングがあります。すれ違うこともあります。でも自分はどうしたいか。。。後悔しないようにその意志だけは持つべきでは、そう思いました。
思っていた以上に深い。普通のラブストーリーとは一味違った作品です。
観終わったあと、全編に流れる「切ない感」の意味を考えます。
23年間に渡るラブストーリー。長い人生を二時間弱でどれほどの物語にしているのか、結果エマとデクスターの7月15日と言う1日限定を23年間に渡り描いた構成になっています。その大半は冗長的に時間が流れて行きますが、お互いの必要性に気付いてからは一気に物語は盛り上がります。。。
キャスティングはアン・ハサウェイは真面目な女性エマ役、一方のスタージェスはチャラ男のデクスター役、キャラ設定は見事ひハマっています。特に23年の間にどんどん垢抜けて美しくなっていくハサウェイはさすがですね。数十年を経る役柄なのですが、両者共とても巧くその時その時の彼らの情景を演じて行きます。
本作、男女の23年にわたる恋と友情を毎年7月15日にスポットを当て、ロンドンとパリを舞台に描くロマンチックなラブストーリーです。彼への恋心を胸に秘めているまじめなヒロインをアン・ハサウェイが、彼女の親友で自由奔放な男性を、ジム・スタージェスが好演しています。監督は、デンマーク人女性監督ロネ・シェルフィグ。23年もの間に変化していくファッションや音楽、そして切ないラストに引き込まれます。

物語は。。。
エマ(アン・ハサウェイ)とデクスター(ジム・スタージェス)は親友として、23年間一緒に過ごしてきました。愛する気持ちを心に秘めていたエマでしたが、ある年の7月15日にデクスターからほかの女性と結婚することを打ち明けられまふ。そして、また何年にもわたる2人の恋の行方を左右する7月15日が訪れます。。。

ラスト付近からの展開が一変します。そして、色んな事に意味を持つラブストーリーへと転換される、そのストーリーフケアテリングは素晴らしいですね。でも切ない。。。

▪️Overview
アン・ハサウェイ、ジム・スタージェスの共演で、ロンドンとパリを舞台に23年間に及ぶ男女の愛の軌跡を描いたラブストーリー。監督は「17歳の肖像」のロネ・シェルフィグ。しっかり者のエマと自由奔放で恋多きデクスターは、互いにひかれ合いながらも友人でいることを選び、親友として毎年7月15日を一緒に過ごすと決める。旅行や恋愛相談など友人としての交際を続けながらも、エマは秘かにデクスターを思い続けていたが、あるときデクスターから別の女性と結婚することを告げられ……。(引用:映画.com)

主演は、アン・ハサウェイ、ジム・スタージェス、パトリシア・クラークソン、ケン・ストット、ロモーラ・ガライ、レイフ・スポール。
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