時々、無性に観たくなるこの映画。
というよりセラフィーヌのことを思い出す。
身寄りもなく学もなく美しくもないセラフィーヌが
40歳を過ぎてから描き始めた絵画にのめり込んでいく情熱が凄い。
絵の具の色を全て
身近な自然の素材から自ら作りだし、
作れない白色だけを買うという独自さに引き込まれる。
絵の具をつくる過程は
全く飽きずにずっと見ていたいと思ってしまう。
お手伝いをしていた画商のウーデさんに才能を見出されてからの展開も意表を突いてて面白かったなぁ…。
実際のセラフィーヌの絵を見るとあの激しさはさもありなんと納得できちゃうから不思議。