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ことの終わりのniのレビュー・感想・評価

ことの終わり(1999年製作の映画)
4.8
㊗️300Mark!🤍
ジュリアンがほんっっとうに綺麗で美しすぎたし、イギリス訛りも聞けて大満足だったから高評価にしちゃう…😌😌 内容も結構好きだった。

原作が「情事の終り」って作品で、確か有名な作品。
過去のシーンと今のシーンが行ったり来たりするけど、どっちがどっちか分かりやすくて良かった。今のシーンで、最初の方からサラが咳をしていて、大体の結末が読めてしまったし、それが当たってしまって、途中からは泣いてしまった、、
かなり「神が起こす奇跡」にフォーカスされた作品で、聖書を読んでいるような気持ちにもなった。こんなことがもし実際に起きたら(起きないだろうけど)確かに強い信仰心を持つようになるだろうなと思った。私自身は無信教者だけど、こういう話は結構すき笑
最初はモーリスの視点から、途中はサラの視点から、と同じシーンを2回観ることによって、真相が解明されていくのが面白かった。
不倫をとても純粋な愛(少し違う部分もあるけど)として描いていたのがまた新鮮。本当にロマンチックな作品でした〜!「雨にさえ嫉妬してしまうんだ」だとか、「ストッキングにさえ嫉妬してしまうんだ」といったセリフが印象的すぎる。一生縁のないセリフ…😂

そして憎しみとは、やはり人間が1番持つべきでない感情だなと思いました。憎しみを持たずに生きることは難しいですが。。

最後の方は気付いたら涙が止まらなかった、、とても美しいお話でした。
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