先日ジャン・ジャック・べネックス監督の訃報を聞いて、古い記憶が蘇りました。
1983年の日本公開時はまだ存在を知らず、その後に観たいと思っていた作品。忘れもしない、大阪の三越劇場で1994年に劇場公開、仕事帰りに北浜まで行き観たのでした。この三越劇場、私の大好きな映画館で「関西の岩波ホール」とも呼ばれていたのだとか。95年の震災で被災し閉館してしまったのは本当に残念でした🥲取り壊され、今は跡形もありません。あれから27年も経ったのですね…
それまでのフランス映画とは違う独特の色彩と、目まぐるしいストーリー、そしてオペラと画面に食い入るように観た記憶が。オペラ歌手の歌声が三越劇場の雰囲気にピッタリ合い、余韻がしばらく身体の芯まで残っていた感覚でした。
監督の代表作は「ベティ・ブルー」と思いますが、私にとっては「ディーバ」がベスト。
観直してから投稿するつもりでしたが、色々なタイミングで思いを込めて。個人的なつぶやきですみません。
