「タイタニック」にほぼ全てをかっさらわれた不遇の名作。何度観てもおもしろい。傑作。
バド、エド、ジャック、3人の刑事それぞれの正義、それぞれの事件、それぞれのアプローチ、そこにハリウッド女優に似せた娼婦たちの売春組織、タブロイド紙、全てが繋がっていくうまさが抜群でとにかくおもしろい。
メインの登場人物は限られてるものの、過去の人物たちの名前が飛び交うためきちんと覚える必要はある。
終盤に入り黒幕がわかってからのおもしろさスピーディーさもいい。敵対してた2人が組んで真相に迫っていく展開もあつい。
“ロロ・トマシ”というワードが出てからがジェリー・ゴールドスミス全開で盛り上がってくるの最高。これぞジェリー・ゴールドスミス感。
「更生の望みのない犯罪者を背後から撃ち殺せるか」がラストに繋がり完璧。