ヒデ

コンスタンティンのヒデのネタバレレビュー・内容・結末

コンスタンティン(2005年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

「俺は自殺者だ。死後の行き先は一つしかない」

自らの地獄行きを阻止するため、コンスタンティンが天国と地獄の使者となって悪魔祓いをしまくるオカルトバトル映画。タバコの吸いすぎで肺ガンとなり、余命幾許もない状態の中で悪魔を地獄送りにしまくってポイントを稼ぐ。

映像が非常に良くて、特にタバコを使った演出と十字架型のショットガンがクソかっこいい!ジッポでタバコに火をつけて戦闘に向かうキアヌ・リーブスが超イカす…。メリケン出すとことかも性癖にブッ刺さる画になってるなと思った。

キリスト教に厚くないので「ハーフ・ブリード」「マモン」とかの専門用語は最初全然わからなかったけど、バトルの迫力があるのでなんとなく勢いで観れる。

正直ストーリーの詳細部分はほぼ掴めてないけど、実はガブリエルが裏切り者だったという展開は面白かった。

エンディング後、死んだ助手の墓にジッポを捧げるの粋だな〜とか思ってたら、まさか助手が天国側のハーフ・ブリードになるとは…。


以下、セリフメモ。


≪"運命の槍"を得た者は、世界の運命を握る。だが第二次世界大戦末期から、その所在は不明だった。≫

「俺はジョン・コンスタンティンだ。クソったれ」

「奴らは人間を外から操れても、人間界に侵入することはできないよ」

「俺はいつまでジョンのパシリなの?俺にも悪魔と戦わせてよ」

「進行性の肺ガンよ」

「あなたは見えるから」
「この呪われた能力は生まれつきだ」

「悪魔達は地獄、天使達は天国から出ない。善悪の均衡を保つためだ」

「神とサタンが人間の魂を奪い合って賭けをしているとしたら?」

「君らは双子か。妹は自殺した。それで地獄へ…」

「天国への切符を買うと?」
「自分がブチ込んだ連中と囚人仲間になりたいか?」

「なぜ水を?」
「水はどの世界にも繋がってるからだ」

「"イス"を使わせろ」
「…俺はどちらの側にもつかん」

「ガブリエル、お前だったんだな。悪魔にこの世をくれてやる気か?」
「人間の思い通りにさせてるだけです」

「マモン、サタンの子よ。お前を人間界へと解き放つ」

「サタン(ルシファー)、遅いぞ」

「俺は嫌われ者だ。天国にも行けない」

「人間になる価値もない」
「仕返ししたい?そう思いましたね?」

(ガブリエルを殴って)「それが痛みだ。早く慣れろ」

≪全ては神の配剤だ。そうと分かるまで俺は二度死にかけた。聖書にこうある。"神の御業は謎めいてる"。それが好きな者もいれば嫌いな者もいる。≫
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