1988年公開の作品です
リメイクの“異人たち”を観る前に見ようと思ってAmazonでレンタルしていたのですが、色々と都合で後になってしまいました…
子供の頃に両親を交通事故で亡くした中年の脚本家が体験するある夏の不思議な日々。
ノスタルジックさとなんとなく妖しげな雰囲気でストーリーが流れる感じです。
異人である両親と会う場所が下町の浅草というのもいい味があります。
親子三人ですき焼きを囲むシーンや別れのシーンでは胸が熱くなりました。
両親と会う毎にやつれていく主人公やラストの恋人の変貌など、リメイクの“異人たち”に比べると怖くて切ない感じでのホラー要素が強い映画でした。
若い頃に比べて親への思いが強くなった歳になってから観て良かった映画だったと思います！
俳優の粋な演技や女優さんたちの妖艶さ等この頃の役者さんたちは今とはまた違った良さがありましたねえ。
