一口バウムクーヘン

グリーンマイルの一口バウムクーヘンのネタバレレビュー・内容・結末

グリーンマイル(1999年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

素晴らしい映画だったと思う。

キャスト陣の演技、脚本、音楽、スティーブンキングの原作、どれも素晴らしく本当に文句のつけようがない。

ポールたち看守の人たちと、コーフィの友情。デルとミスタージングルスの友情。あくまで死刑囚たちを収容する監獄の1区画におけるファンタジーを絡めた人間ドラマが面白かった。

恐らくだけど聖書の中から多くの引用があるんだろうけど、流石にそこまでは分からなかったな。

愛する人の死を見続けるという贖罪、自身の死へのグリーンマイルの長さを噛み締めている最後のポールのセリフがグッときた。

伏線回収も綺麗で、見ていて飽きないとは思うんだけど、3時間を超える長さなので今の若い人からしたらキツイんだろうなと。

『カイロの紫のバラ』と同じように、この映画でも「cheek to cheak」が素晴らしい役割をしている。映画史に欠かせない一曲だと改めて感じた。