鈴木公成

地上最大のショウの鈴木公成のレビュー・感想・評価

地上最大のショウ(1952年製作の映画)
5.0
「グレイテスト・ショーマン」が面白かったので元ネタ的なこちらを見たらもっと面白かった。昔のサーカスの記録映画っぽい所も面白いですし、後半の人間ドラマも面白いです。ブランコ乗りの三角関係。落下して不具になる伊達男。身を引こうとするその伊達男を追いかけて支えようとするヒロイン。美しい。さらにショーが終わってもずっとメイクを落とさないピエロ。これが実は病気の妻を安楽死させた元医師で警察から逃れるためにそうしてるという。そしてサーカスのピンチをその医者の腕で救う。その配役がジェームス・スチュワート。最高。最後治療したあと捕まっちゃうんだけど。ラストはコメディタッチに戻って軽く終わっちゃうんですがそれもまた良いでしょう。名作です。
鈴木公成

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