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007 ドクター・ノオ/007は殺しの番号のkazu1961のレビュー・感想・評価

3.5
▪️JP Title :「007は殺しの番号」
Original :「Dr.No」
▪️First Release Year : 1962
▪️JP Release Date : 1963/06/01
▪️Production Country : イギリス
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2020-793 再鑑賞
🕰Running Time : 110分
▪️Director : テレンス・ヤング
▪️Writer : リチャード・メイボーム、ジョアンナ・ハーウッド、バークレイ・マーサー
▪️MusicD : モンティ・ノーマン
▪️Cast : ショーン・コネリー、ジョセフ・ワイズマン、ウルスラ・アンドレス
▪️Review
『007』シリーズを再鑑賞しながらその時代背景にも想いを馳せ少しづつレビューを上げていきたいと思います。60年代〜80年代最もテレビロードショーでお世話になった作品シリーズです。
本作は、その記念すべきシリーズ第1作目、ショーン・コネリー32歳(本年10月の逝去、ご冥福をお祈りします)、本作で世界的に有名な俳優の仲間入りを果たしました。そうジェームズ・ボンドが初登場です。
本作が第1作目ということで、まだそのシリーズの世界観や方向性が明確には定まっていないようです。コミカルな要素とシリアスの方向が混在し、この状態が第7作目くらいまでは続いたんではないでしょうか?そんなこともあり公開当時は、セックスとバイオレンスに満ちた下品な映画といった評が典型的なものだったようです。だがその後、少しずつ評価は上がり始め、『ロシアより愛をこめて』『ゴールドフィンガー』などの名作が制作されるころには、本作も、再評価されるようになったようですね。
オープニングクレジットから60年代感が満載で、スパイ映画なのに通信手段が無線であったり、原子力問題を扱っているところなどにやはり当時の時代背景を感じることができます。
しかしながら、放射能汚染や原子力の爆発など全くのリアリティもないのがこの時代ならではかもしれません。まあ、しかしながらスパイ映画の原点という点では評価できる作品だと思います。

物語は。。。
宇宙ロケットを妨害する怪電波の調査に当たっていたイギリス諜報部員がジャマイカで殺されました。早速現地に派遣されたのは、コードネーム=007ことジェームズ・ボンド。そこで彼はドクター・ノオと名乗る中国人博士が所有する謎の島に秘密が隠されていることを知るのですが。。。


日本でも初公開時は『007は殺しの番号』のタイトルで登場し、熱狂的に迎え入れられたそうです。
☆ボンドガール:ウルスラ・アンドレス 『PLAYBOY』誌でヌードになるなど、セックス・シンボルとしての地位を確立した女優ですね。ボンドガールの中でも根強い人気です。
☆悪役:ドクター・ノオ
カナダ出身のジョセフ・ワイズマンがつとめ、その無表情な怪演はインパクト大です。

▪️Overview
イギリスの小説家イアン・フレミングの“ジェームズ・ボンド・シリーズ”『ドクター・ノー』の原作をリチャード・メイバウム、ジョアンナ・ハーウッド、バーケリー・マーサーの三人が共同脚色し、「ブラック・タイツ」のテレンス・ヤングが監督したミステリー・ドラマ。撮影は「ならず者一家」テッド・ムーア、音楽はモンティ・ノーマン。出演者は「史上最大の作戦」のショーン・コネリー、TVのジャック・ロード、ウルスラ・アンドレス、ジョゼフ・ワイズマンなど。製作は「土曜の夜と日曜の朝」のハリー・サルツマン、アルバート・ブロッコリの二人。後に「007 ドクター・ノオ」に改題。(引用:映画. com)
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