ウィンプスハンター

容疑者Xの献身のウィンプスハンターのレビュー・感想・評価

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)
4.7
《夢のような人だから夢のように消えるのです。》

テレビでやってるとついつい観ちゃう映画の一本です。

公開当時劇場で観ました。
が、『ガリレオ』自体見ていない状態でした。
しかし評判が物凄くて見過ごせないなぁと思い飛び込みで観て衝撃受けたのを覚えています。

当時ってテレビドラマの映画化が乱立していて嫌気がさしていた頃でした。
ハッキリ言ってドラマの映画化最高到達地点だと思います。

やはり一番凄いのは原作の力。
ガリレオ映画化じゃなくて、容疑者Xの献身の実写化なんですよね。
だからこそタイトルも『劇場版ガリレオ/容疑者Xの献身』みたいなのじゃなくてよかった。

とにかく俳優陣の演技の凄さ。
中でも群を抜きすぎてる堤真一。
彼のキャリアで一番の演技だと思っています。

唯一あれ?と思うシーンが雪山のシーンいらなくない?と思ったらあそこは映画オリジナル。
なんで余計なことした!!(笑)

主題歌の『最愛』も最高すぎる。
この曲も含めて作品が完成しています。
これでこそ主題歌。
全く関係の無いアーティスト、曲ばかりを主題歌にしてばかりいますが本当にこれでこそです。

全く関係ない話ですがYouTubeの『ぼくらの別荘』でラストシーンの完コピをしてる動画があって、
一番良いシーンでそれを思い出して笑ってしまいました(笑)