デレク・ジャーマンのデビュー作だが見たのは結構後になってから。
オープニングのリンゼイ・ケンプの大写しとラストのセバスチャンの処刑シーン以外は割りと平板な印象。
やはりケン・ラッセルやフェリーニなどの影響が強いのかな?
この頃はまだデレク・ジャーマンが同性愛者だと知らなかったのでそこに拘った演出がいまいちよくわからなかった。
よく考えれば女性が一人も出てこないのも異様。
ブライアン・イーノの楽曲はよき。
リンゼイ・ケンプはデヴィッド・ボウイの師匠というのは知っていたが麿赤兒みたいでビックリした記憶。