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ある歌い女(うたいめ)の思い出のgejiのレビュー・感想・評価

4.6
母と娘、その娘と母という連続性

王政派でも独立派でも男性が身勝手なのは同じだった、、という主人公の絶望感
民族独立という大義を果たしても結局女性の状況は同じかよ、というチュニジア人女性の感覚と、それでも母と同じ人生を娘には送らせないぞ、という決意

タイトルは原題のとおり「宮廷の沈黙」のほうがよかったと思う。そうでないと最後の台詞が生きない。
てか「歌い女」ってなによ

主演の歌はうますぎる
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