emi

トゥルーナイトのemiのネタバレレビュー・内容・結末

トゥルーナイト(1995年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

アーサー王伝説を元に描かれた作品。アーサーがとにかく可哀想。アーサー王に嫁ぎにきた姫と、功績を称えて騎士に加えた男が密かに想い合ってるとか全然知らないで影できゃっきゃうふふされてさ、誠実な人柄で姫の国も守るよーって迎え入れてくれたのに、そりゃキレるわい。

「人として許せても王としては許せない」そういっていたけど実際は逆で、王として気持ちを御することはできても人として許せなかったんじゃないか。アーサー個人の感情で裏切られた悲しみからの選択だったんじゃなかろうか。でも「私が勝手にそなたの夢を見たのだ」「私にはもう誇りなど残っていない」って、どの台詞もせつなすぎんのよ…そりゃ勝手にそなたの夢をみただけかもしれないけど、姫だって「あなたと結婚します」って言ってたじゃん!!おまえーーーってなるだろうし、一時の感情で民衆を集め尋問を行ったのも事実だけど、でもそうしたくなる気持ちもわかるってぇぇ。民衆に「戦え」っていうシーン最高だったな。王として国を守る、民も共に一緒に戦ってくれという、アーサーの王としての品位みたいなものが溢れてて最高によかった。袖にされるショーン・コネリーもかっこいいでやんすね。正直序盤のラブストーリーはどうでもええねん、リチャードギアがちょっかいかけなきゃええやんって気持ちで一杯じゃい。やっぱりコネリーが最高にかっこいいのよ…あーせつねえ
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