ぬまち

悪魔が最後にやって来る!のぬまちのレビュー・感想・評価

悪魔が最後にやって来る!(1977年製作の映画)
3.5
ヘリコプターのローターで頭部が粉砕する残酷描写が光る。カーク・ダグラスがフルチンで塩湖を走り回る悪夢のシーンは、パゾリーニ『テオレマ』を想起させる(同じイタリア映画だしね)。オカルトに原発を絡めるアイデアは秀逸だが、ラストは消化不良で物足りない。モリコーネの美しいテーマ曲が補完してくれるのだが。

『カニバル世界最後の人喰い族』で人肉食ってたマッシモ・フォスキが狂人の役をやっていて、これまた似合っとります。
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