このレビューはネタバレを含みます
【 ボクとキミはハッピーセット 】
少し不器用だけれど、純朴で好青年のレオン・ライが好きだ。正直で真っ直ぐなところが好きなのだ。浮気をしても必ず彼女に伝えて別れるところ。浮気をしてでも本命の彼女を想うところ。ボクはこれを理想と考える。
マクドナルドのユニフォームを纏ったマギー・チャンが好きだ。ボクも接客を受けたい。裏メニューの無料スマイルはもちろん注文しない。少しムスッとしてレジ受けする表情が好きだからだ。いや、ワザと注文して少し怒らせるのもアリだな。ボクは迷惑な客である。
離れていても、離れてしまっても、紆余曲折ありながら、同じことを想っている。観ている。聴いている。心のみならず、五感すべてがリンクしているイメージだ。これこそが運命の人と呼べる定義ではないだろうか。
やっぱり結ばれるというべきか、すでに結ばれていたというべきか。いずれにしても、何があっても結ばれるべき人、運命というのが存在するようだ。聞き馴染みのある言葉で表すなら、“パッピー・セット”だろうか。