再鑑賞。
倦怠期になった夫婦の、出会いから現在までをリアルに描いている。
ミシェル・ウィリアムズとライアン・ゴズリングの贅沢でお似合いなカップル。
なんでこうなったのか。
ミシェルがあまりに素っ気ないし、本当は前のボーイフレンドが良かったのかな。
ゴズリングの気持ちを無意識に利用してるような気がする。
心が離れてしまった妻の為に、夫が企画したホテルで過ごす一夜。
ロマンチックを期待してはいけません。冷めた妻にメタメタに拒絶される夫。悲しすぎるし惨めになる。
「君の体じゃなく、心が欲しい」
このセリフにはズキンと来ました。
その後も夫は、妻の勤め先である病院へ話し合いの為に押しかける。
確かにちょっとしつこいし、問題起こしそうな態度ではあるけど、それもすべては妻が原因なんだろうな。
一旦こじれてしまった関係、修復するのは相当難しい。
そもそも妻が初めから逃げ腰なんですから。
過去と現在が交差しているのでちょっとややこしいけど、過去の話もなかなか上手く絡めていたと思う。
ゴズリングの頭が数年後には寂しくなったけど、出会った時はかっこよかったよ~。
見たらちょっとやるせない気持ちになるので、心身ともに元気な時にご覧ください。