菩薩

デス&コンパスの菩薩のレビュー・感想・評価

デス&コンパス(1996年製作の映画)
3.1
三原色の雄弁な混沌への招待状、敏腕刑事は狡猾な悪に飲み込まれ、方向性を失った迷宮はその死によって塞がれる。ファミコン黎明期の選択型RPGの様なOP、あぁ言うのあったよな、ドラゴンボールのもあったし美味しんぼもあの類いだった。ストーリーは単純なのに終始何言ってんのか分からんとこが原作:ボルヘスらしさなのかな、大して読んだこと無いから知らんけど。音楽が80年代のMoebiusみたいで凶暴だった、ビョンビョン言っとるし電車乗ってる時のエフェクトが良い。電話を掛けたら画面のすぐ後ろに相手が現れる、横にいるのにトランシーバーで会話する、現代っ子かよ。最後悪役が勝つ特撮ヒーロー物みたいな終わり方、縄文火焔型土器みたいなマスクかっけぇ✌︎('ω')✌︎
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