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最高すぎます。
邦題が罠だった。キャストも同じだし、完全に続編だと思い込んで見始めたので、クリーフ演じるbadの登場で、一時停止して、全くの勘違いであることを理解した。
そんな始まりだったが、bad,good,uglyの3人の、グルグル変わる関係性、立場の逆転に次ぐ逆転が面白すぎた。イーストウッドは相変わらずかっこよくて惚れ惚れ。クリーフの悪いニヤケ顔に私もニヤリ。そして、トゥーコというキャラが憎めないズルさと可愛いらしさで、いろんな表情を見せてくれるから、主役のブロンディとは別の魅力があった。
前作より長時間ということもあって、南北戦争を描くスケールの大きさ、多くの人物の登場が印象的で、金塊への道中で戦争の影響を受けながら描かれる3人の人間性の違いが面白かった。
20万ドルという大金を巡る3人の心理戦が終始ドキドキで、ラストの有名なサッドヒルは言わずもがな。鳥肌がビンビンとたち、私も唾をごくりと呑み、3人の視線・手の動きに瞬きもできず、、、。3人を写す画角が凄すぎてかっこええぇ…。モリコーネの音楽が際立つほど美しい秀作でした。