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ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFTのbluetokyoのレビュー・感想・評価

2.6
なぜか出演者がみな終始ぎこちない。主人公のショーンが、勝手のわからない日本に来て、戸惑っているということなんだろうけど、日本人役もみなぎこちないのである。というよりも日本人が演じているわけではないからなあ。妙にデフォルメ化された日本というのも、おもしろいけど、ブラックレインやキルビルは、ぎこちないということはなかった。ワイルド・スピードX3では、日本人の俳優が出ているけど、チョイ役だよ。予算的に足らなかったのだろうか。残念な感じだ。

簡単にあらすじ。
ショーンは、クルマで暴れすぎて、アメリカにいられなくなり、父親のいる日本へ。学校へ行くと、ニーラが気に入り、声をかける。すると、タカシがあらわれ、オレの女に、なにしてんだよ、といちゃもんを付け、クルマ対決になった。
ドリフト走行を熟知しているタカシにショーンは完敗する。

だが、タカシの相棒のハンとショーンは仲良くなり、つるむようになる。さらに、ドリフト走行も教えてくれる。また、さらに、ニーラともデートするようになる。

と、そこにまた、タカシがあらわれ、オレの女に、なにしてんだよ、と言って、ショーンを殴る。

一方、タカシのもとをカマタ組長が訪れて、なんか、最近、上納金が少ないんだけど、心当たり、あんのか?と聞いてくる。

そ、そ、そんなこと、ありません、とへこへこしながら、タカシが調べると、ハンが、上納金の一部をピンハネしていることが発覚。

ハンのやろう、なめやがって、ということで、タカシ一味は、ハンのアジトを襲撃。ハン一味は逃走。
ハンは、逃げる途中、事故死する。

これは、もう、謝るしかないな、ということで、ショーンは、ピンハネした上納金をもって、カマタ組長のもとを訪れる。

カマタ組長。カネ返して、謝ればすむと思ってんのか。ということで、ショーンはタカシとレース対決。

ショーンはタカシをやぶって一件落着。

ああ、やれやれ、終わった、と思ったら、どっかで見たことのあるヤツが出てきて、レース対決を挑む。ここで終わり。
最初の話に出てきたドミニクだ。なんか無理やりだな。

千葉真一さえ出しとけばOKと思ったのかもしれない。歳のせいなのか数年前のキルビルでも、あんまし目立たなかったからなあ。
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