kazu1961

恋愛小説家のkazu1961のレビュー・感想・評価

恋愛小説家(1997年製作の映画)
4.2
▪️Title : 「恋愛小説家」
Original Title :「As Good As It Gets」
▪️Release Date:1998/04/11
▪️Production Country: アメリカ
🏆Main Awards :
第70回アカデミー賞主演男優賞 主演女優賞
第55回ゴールデングローブ賞 作品賞
主演男優賞 主演女優賞
▪️Appreciation Record :2020-147 再鑑賞
▪️My Review
やっぱりジャック・ニコルソン、最高の俳優です!!怖い役、渋い役、今回のようにキュートな役、全てを見事に演じ切ります。
今回は個性派俳優No. 1のジャック・ニコルソンが、ひねた中年男の心情をユーモアたっぷりに演じています。
そう、本作は第70回アカデミー賞2部門、第55回ゴールデン・グローブ賞で主要3部門に輝いた、ジャック・ニコルソン、ヘレン・ハント共演の大人の恋愛ドラマです。
主演男優賞を総なめしたジャック・ニコルソンだけでなく、相手役ヘレン・ハントのしなやかな笑顔も魅力的で主演女優賞をダブル受賞しました!!
作品自体もハリウッド黄金期のロマンチックコメディの薫りが、そこはかとなく漂っているのが素晴らしく、大人のラブストーリーとしては完成度の高い作品となっています。
リズムよく、時には笑えて、そしてじれったく、観るものを飽きさせない作品で、往年のハリウッドらしいエンディングが心を和ませます。
物語は。。。
甘く切ない女心を描き、書いた本はすべてベストセラーという恋愛小説家メルビン。しかし実際の本人は、異常なまでに潔癖性で神経質の嫌われ者。周囲に毒舌をまき散らし、友人は誰もいない。。そんな彼がある日、ウェイトレスのキャロルに淡い恋心を抱くが。。。
そんなラブストーリーを際立たせてるのはやはりキャラクターが頑張ってたっているから。ニコルソン演じるメルヴィンの偏屈さ潔癖さや、ハント演じるキャロルの優しさと闊達さ。このキャラクターが際立っているからこの作品の良さが出るんですよね!!
ハリウッド黄金期時代をどこかイメージさせる、脚本と構成、そしてセリフの楽しさを楽しめる大人の作品です!!

▪️Overview
潔癖家で毒舌の変人小説家が、なじみのウェイトレスや隣人との交流を通して人並みの愛を知るまでを描いたラヴ・ロマンス。主演のジャック・ニコルソン、ヘレン・ハントがそれぞれ97年度(第70回)アカデミー賞で最優秀主演男優賞・同女優賞を受賞したことでも話題に。監督は「愛と追憶の日々」でニコルソンと組んだジェームズ・L・ブルックス。 共演はキューバ・グッディング・Jr.、スキート・ウールリッチ、シャーリー・ナイトほか。特別出演で監督のハロルド・ライミス、ローレンス・カスダンが顔を見せる。(参考:映画.com)
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