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ケープ・フィアーのkazu1961のレビュー・感想・評価

ケープ・フィアー(1991年製作の映画)
4.0
▪️JP Title :「ケープ・フィアー」
Original :「Cape Fear」
▪️First Release Year : 1991
▪️JP Release Date : 1991/12/21
▪️Production Country : アメリカ
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2020-778 再鑑賞
🕰Running Time : 128分
▪️Director : マーティン・スコセッシ
▪️Writer : ウェズリー・ストリック
▪️MusicD : バーナード・ハーマン、エルマー・バーンスタイン
▪️Cast : ロバート・デ・ニーロ、ニック・ノルティ、ジェシカ・ラング、ジュリエット・ルイス
▪️Review
ラスト30分の緊張感はハンパないです。そしてこれはもうサスペンスではなくてホラーですよね。ロバート・デニーロがもうジェイソンかフレディばりです!!スコセッシ監督、こういった作品の演出も一級品です。
本作は、J・リー・トンプソン監督の1962年作品『恐怖の岬』をマーティン・スコセッシ監督がリメイクしたサスペンス・スリラー作品です。製作総指揮の一人にはクレジットなしでスティーヴン・スピルバーグも含まれているんですね。
1962年のオリジナル作品に比べて、人間の憎しみや不信感などダークサイドをフォーカスしているのが特徴的で、当時ブームであったホラー映画の影響も多分に受けています。不死身の殺戮魔のようなロバート・デニーロの狂気的な演技にもそれが反映されており、特にラスト30分の演技は驚異的な迫力です。

そしてひねりが効いて面白いのが、脇を固める俳優陣です。オリジナル版では主人公の弁護士サム役だったグレゴリー・ペックが犯人の弁護士リー・ヘラーを演じ、犯人役だったロバート・ミッチャムが主人公の友人の警部、主人公の友人の警察署長役だったマーティン・バルサムが犯人に有利な採決を下す裁判官を演じるというところ。なかなかにくいですよね!!(参考:Wikipedia)

物語は。。。
レイプの罪で服役していたマックス(ロバート・デ・ニーロ)は出所後、自分の弁護を怠ったとしてボーデン弁護士(ニック・ノルティ)への復讐を誓って執拗な接近を図っていきますが。。。

ラストシーンのマックスが沈んで行く最後の瞬間まで、サムを凝視する その目線はほんとホラーそのものですよね!!
そしてスコセッシとデニーロはやっぱり最強のコンビです!!

▪️Overview
レイプ犯として長く獄中生活を送った男が、弁護士一家を恐怖のドン底に追い詰めるスリラー。「恐怖の岬」(62)のリメイク作品。エグゼクティヴ・プロデューサーはキャスリーン・ケネディとフランク・マーシャル。監督は「グッドフェローズ」のマーティン・スコセッシ。脚本はウェズリー・ストリック。撮影はフレディ・フランシス。音楽はエルマー・バーンスタインが担当。出演はロバート・デ・ニーロ、ニック・ノルティ、ジェシカ・ラングほか。(引用:映画. com)
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