シャチ状球体

突然炎のごとくのシャチ状球体のレビュー・感想・評価

突然炎のごとく(1961年製作の映画)
3.5
友達になった3人がその中で結婚したり戦争で敵同士になったり、また再開したり……どれだけ時が移り変わっても、ジムはカトリーヌへの想いを募らせ続ける。

結構直球なミソジニー描写が何度か出てくるのでそこは酷いけど、シャッターを切るように映像が制止する演出や、友人でいることで最も適度な距離感が取れるにもかかわらず仲は深めたいジレンマなど、今でも新鮮な技法もああるにはあった。家父長制から一歩足を踏み出しそうなレベルのキャラクターも当時は新鮮だったのかもしれない。
でも、皆恋愛に幻想を抱きすぎてて息苦しい……。
シャチ状球体

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