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カイジ 人生逆転ゲームのamuのネタバレレビュー・内容・結末

カイジ 人生逆転ゲーム(2009年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

やっと、念願の藤原竜也の雄叫びを拝むことができました!

ざわ…

最近観た作品では雄叫びシーンが出てこなくて(藤原竜也の雄叫び見たさに出演作品を観たのに)ずっと消化不良だったのでめっちゃスッキリ。そしてやはり「カイジ」、凄まじい雄叫びっぷりでした。

そもそも藤原竜也=雄叫びというイメージが世間に浸透(?)したのはこの作品からなのだろうか。もっと前から雄叫んでいたのだろうか、、

本作はこれまでCSで繰り返し放映されていたのを流し見程度の鑑賞だったため、実はちゃんと観たのは今回が初めて。記憶に残っているシーンから、全く覚えていないシーンまでいろいろで、自分的にとても楽しめました。

「カイジ」自体はアニメから入った私。続きがどうなるのかを知っていてもクセになる展開で、度重なる再放送の度になんかつい観ちゃってた。(実写版同様やたら再放送していた。)その後、原作漫画は本編のカイジではなく、「トネガワ」と「ハンチョウ」を読み、また「トネガワ」については漫画同様アニメが面白く、結構ハマった。「トネガワ」での利根川は、「カイジ」で見せる嫌な奴さは微塵もなく、天然でお茶目で部下思い、一企業の中間管理職の悩みをコミカルに描いており、私はこれで利根川を好きになった。なので本作の香川さんのような悪人感ある利根川を見ても、本当はこの人いい人だよー とか思っちゃうようになってしまった。

そんなわけで本作のストーリーや展開は知っていたので、初期カイジといえばこれ!というエピソードを見れ、また知っているからこそ実写だとどう再現されてるのかという観点の楽しみもあった。残酷ゆえの理由なのかカットされてしまっている大事なエピソードがありやや残念さもあったが、ここまでフィクションな話だと実写版って結構面白いと思って観れた。でもそう思えたのは私が特別に原作のファンというわけでは無いからなのだろうなとは思う。ファンの方からしたら物申したい箇所やキャスティングもあるだろうなとは思った。

それにしても心の中で思ったことを全部口に出して喋るから、全般的にちょっとした舞台を観ているようだった。でもそれが藤原竜也なのであった。満足です。

おまけ
黒服の鈴木亮平さん、かっこよかった!
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