DVDレンタルして見たんですけど、おまけでスタッフのインタビュー入ってて最高でした。
「ディテールでディテールを埋める」「背景のパーツをそれぞれ書いて最後に合わせる」とか、到底常人には出来ない事やってて、それが背景美術の立体感とか、
カメラを動かした時の違和感のなさ、俗っぽい言い方するなら「実写映画見てるみたいだ！」感というか…
そこまでこだわってるのかと思いました。
じゃあ実写で撮れば良いじゃんとならないのが今敏監督の凄いところで、大事な所はしっかりアニメーションの気持ちよさを見せつけてくれるのが本当に素晴らしいバランス感覚と上品さを感じます。
子供の頃見た時はみゆきに感情移入してましたが、今見るとハナとか銀さんに共感しちゃって、歳をとると見え方が変わる映画って良いなぁと思いました。
クライマックス手前は何度見ても泣いちゃいますね。
