Yukiko

アニー・ホールのYukikoのレビュー・感想・評価

アニー・ホール(1977年製作の映画)
4.0
2023年10月26日
『アニー・ホール』 1977年アメリカ製作
監督、ウディ・アレン。
この監督さんの『ミッドナイト・イン・パリ』
『マッチポイント』『ギター弾きの恋』が好きだ。

ニューヨーク。
アルビー(ウディ・アレン)はコメディアン。
子どもの頃の自宅は、遊園地のジェットコースターの
下だった。
2回離婚をしている。
ある日、友人と一緒にテニスクラブに練習に行き、
そこで アニー(ダイアン・キートン)と知り合う。



アルビーがアニーの家族と食事をする時は、観ている
此方も 緊張!の場面。

そもそも、ウディ・アレンさんが主演の映画は
好きではない。
だらだらべらべらと言葉数の多さに辟易する。
この映画もそう、アルビーはよく喋る。

が、うんざりしそうになっていって、そして、
いつの間にか 気にならなくなる。
次第に、アルビーとアニーの二人の話を、
夢中になって 観出すからだ。

映画の内容は、二人の恋愛。 アルビーのちょっと
不器用な、なんだかんだと言っても、 それでも
アニーが好きだという、せつないエピソードをからめて、
話しは進んでいく。

その話にどっぷりつかって、ウディ・アレンさん
なんだけれども、 「アルビー」そのものとして
観てしまう。

ウディ・アレンさん出演の映画の中では、
これが一番人気がありそうかも。

いい映画だ。
観終わって、ちょっとせつなく、でもしっとりと
した気持ちになる。

主役のウディ・アレンさんも、相手役の
ダイアン・キートンさんも 自然体で素敵。
Yukiko

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