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踊るニュウ・ヨークのkazu1961のレビュー・感想・評価

踊るニュウ・ヨーク(1940年製作の映画)
4.3
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-090 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋 フレッド・アステアと言えばジンジャー・ロジャース。そんなジンジャーはフレッドがいて引き立つヒロインでしたが、本作のヒロイン、エレノア・パウエル、“タップの女王”と言われるだけあってフレッドすら霞んでしまうほどのダンスとタップに酔いしれてしまう作品です。

🖋 フレッド・アステアとエレノア・パウエルがコンビを組んだ唯一のミュージカル作品です。エレノア・パウエルが活躍していたMGMの「踊る」シリーズに、RKOでのジンジャー・ロジャースとのコンビを解消したアステアが参加することによって夢の共演が実現した、とてもダンスにタップに見応えのある作品です。

🖋物語は、売れないふたりのダンサーが紆余曲折を経て成功するまでを、恋と友情そして交えて描いています。ストーリーの落ちもとても素敵。コール・ポーターの名曲が全編に流れ、クライマックスの「ビギン・ザ・ビギン」の2人のタップの共演はもう圧巻です!!

😊Story:(参考:シネマNAVI)
ジョニー・ブレットとキング・ショーはダンスのコンビを組み、ダンス・ホールで働いているが貧乏暮らしである。一方クレア・ベネットはブロードウェイのビッグ・スターである。プロデューサーのボブ・ケイシーはジョニーのダンスを見て、新作ブロードウェイ公演でのクレアのダンス・パートナーとして出演を願うが、誤ってショーに出演のオファーをする。ジョニーとショーのコンビは解消となったが、ジョニーは役を得て浮かれたショーを助けるため行動を共にする。クレアはショーではなくジョニーの方がダンスが上手であることに気付き、さらにジョニーとランチをして恋に落ちる。開幕初日、ショーは酔っ払い、ジョニーが代役を買って出て公演を成功に導く。ショーは自分が好演したのだと思い込むが、クレアは真実を明かす。次の上演直前、クレアはショーがまた酔っ払っていることに気付き、ジョニーが正式に相手役となる。閉幕後、クレアとジョニーはショーが酔っ払った振りをし、ジョニーが職に就けるように図ったことを知る。

🔸Database🔸
・邦題 :『踊るニューヨーク』
・原題 :『Broadway Melody of 1940』
・製作国 : アメリカ
・初公開 : 1940
・日本公開 : 1940/08
・上映時間 : 102分
・受賞 : ※※※
・監督 : ノーマン・タウログ
・脚本 : レオン・ゴードン、ジョージ・オッペンハイマー
・原作 : ※※※
・撮影 : オリヴァー・T・マーシュ、ジョセフ・ルッテンバーグ
・音楽 : アルフレッド・ニューマン
・出演 : フレッド・アステア、エレノア・パウエル

🔸Overview (参考:映画. com)🔸
「カッスル夫妻」「踊らん哉」のフレッド・アステアのメトロ入社第1回主演映画で、「踊るホノルル」「踊る不夜城」のエリナー・パウエルが共に主演する。ストーリーは「踊る不夜城」のジャック・マッゴワンと「少年の町」のドア・シャーリーが協力書卸し、「真珠と未亡人」のレオン・ゴードンと「群衆は叫ぶ」のジョージ・オッペンハイマーが協力脚色し、「少年の町」「アヴェ・マリア」のノーマン・タウログが監督に当り「ポルカの歌姫」のオリヴァ・T・マーシュと「3人の仲間」のジョゼフ・ラッテンバーグとが協力撮影したもの。音楽は「踊るアメリカ艦隊」と同じくコール・ポーター作詞作曲、ロジャー・イーデンス編曲、アルフレッド・ニューマン指揮に成り、ダンス振付には「踊るホノルル」のボビー・コノリーが任じている。助演者は「天晴れテンプル」「忘れがたみ」のジョージ・マーフィー、「群衆は叫ぶ」「サラトガ」のフランク・モーガン、「ロビンフッドの冒険」のアイアン・ハンター、「海の若人」のフローレンス・ライス、「花嫁は紅衣装」のリン・カーヴア、新人アン・モーリス等である。
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