このレビューはネタバレを含みます
イスラーム映画祭にて鑑賞。
イブン・ルシュドの著作を皆で書き写し、命懸けでそれを国外へ運び出し、彼とは思想は違えども、とそれを受け取ってもらう場面が印象に残った。どこまで史実に忠実なのか判らないが、アリストテレスの著作がこのように、何人もの人が懸命に後代まで残そうとしたのかと考えると薄い言葉になってしまうが非常に感慨深く、この映画を観る前と後で彼の著書に違った感覚を抱きそうだと思った。そしてら思想には翼があるという言葉も印象に残った。
また、すぐに踊りだすところが、インド映画らしいと感じた。