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双頭の鷲のkazu1961のレビュー・感想・評価

双頭の鷲(1947年製作の映画)
3.5
▪️JPTitle :「双頭の鷲」
ORTitle:「L'Aigle a Deux Tetes」
▪️First Release Year : 1947
▪️JP Release Date : 1953/06/24
▪️Production Country : フランス
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2022-112 再鑑賞
🕰Running Time : 92分
▪️Director : ジャン・コクトー
▪️Writer : ジャン・コクトー
▪️MusicD : ジョルジュ・オーリック
▪️Cast : エドウィジュ・フィエール、ジャン・マレー、ジャン・ドビュクール、ジャック・ヴァレンヌ、シルヴィア・モンフォール、ジル・ケアン、エドワード・スターリング、アブダラー
▪️Review
冒頭のエドウィジュ・フィエールの一人芝居凄いですね。そしてコルセットをしてるにしてもなんとも細いウエストにビックリです。
本作ジャン・コクトーなのに直球の純愛の恋愛ストーリーです。王を亡くした女王と、その女王を暗殺に来た王に似た男の悲恋を描いた作品、ジャン・コクトーがジャン・マレーの求めに応じて特別に書き下した戯曲を映画化したものなんですね。コクトーにしては珍しい作品ですが、当時のコクトーの愛人であったマレーを主演にすることが目的となった作品のようです(マレーを美しく描いている意図が見える作品ですね)。
それでもストレートな悲恋物語、コクトーならではの見応えもあります。
二人の愛の象徴として使われている。“双頭の鷲”、2人は一心同体だという意味ですね。

物語は。。。
舞踏会の夜、女王の部屋に、警官に追われた青年が飛び込んできました。女王はその青年が、亡き夫にそっくりであることに気づき、自分付きの召使いとして任命します。だがその青年は、反女王一派の差し向けた刺客だっのですが。。。

▪️Overview (映画. comより)
「美女と野獣」と同じくジャン・コクートが脚本を書きおろし、自ら監督した一九四七年作品。撮影は「旅路の果て」「血の仮面」のクリスチァン・マトラが監督、音楽は「美女と野獣」「ルイ・ブラス」のジョルジュ・オーリックが作曲、美術監督は「美女と野獣」「ルイ・ブラス」のクリスチャン・ベラール、装置担当も同様ジョルジュ・ヴァケヴィッチである。主演は「しのび泣き」「フロウ氏の犯罪」のエドウィジュ・フィエールと「美女と野獣」「ルイ・ブラス」のジャン・マレーが、コクトオ原作の舞台劇と同じく顔を会わせる。助演は練達のジャン・ドビュクール及びジャック・ヴァレンヌ、舞台にも映画にも活躍しているシルヴィア・モンフォール「ルイ・ブラス」のジル・ケアン、エドワード・スターリング、アブダラー等である。
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