「レインマン」
原題「Rain Man」
1989/2/25公開 アメリカ作品 2018-123
アカデミー賞作品賞再鑑賞シリーズ
1989年第61回 アカデミー賞作品賞
この作品も私の大好きな作品の一本です。80年代を代表する映画でトム・クルーズとダスティン・ホフマンを主演に迎え、アカデミー賞作品賞を始めとする多数の賞を受賞しました。ホントに温かい作品にです。
若いトム・クルーズのパワーのある演技と、サバン症候群のレイモンを見事に演じ切った熟練のダスティン・ホフマンの演技は究極の素晴らしさです。
兄を金ヅルとしか思ってなかったバビットが、記憶力だけが異常に良かったりする不思議な兄と過ごすうち、幼い頃、一緒に遊ぶのが楽しみだった「レインマン」が実は兄（レイモンドと発音が似ている）だったと気付き「レインマン」は彼にとって「メインマン（大切な人）」になるのです。またレイモンドにとっても弟が「メインマン」になるのですね。素晴らしい実話を元にした脚本です！
ロードムービーの形態を取りながら、こうした知的な謎解きも盛り込だ感動作、本当、大好きです。
「ア・オ！」が耳に残りますね！！
第61回アカデミー賞と第46回ゴールデングローブ賞、さらに第39回ベルリン国際映画祭においてそれぞれ作品賞を受賞。
自由奔放な青年と、重いサヴァン症候群の兄との出会いと人間としての変化を描いたヒューマンドラマである。また、ロードムービーとしての側面を備えた作品でもある。監督はバリー・レヴィンソン。原作のバリー・モローはロナルド・バスと共同で脚本を執筆した。主演はダスティン・ホフマン、トム・クルーズ。
