監督は「グッドモーニング, ベトナム」のバリー・レヴィンソン。出演は「イシュタール」のダスティン・ホフマン、「カクテル」のトム・クルーズ、「ピーウィー・ハーマンの空飛ぶサーカス」のヴァレリア・ゴリノ、「デイズ・オブ・サンダー」のジェラルド・R・モーレンなど。
高級外車ディーラーのチャーリーは、絶縁状態にあった父の訃報を聞き、遺産目当てに帰省する。ところが、遺産の300万ドルは全て匿名の人物に相続されることとなっていた。その人物が、今まで存在すら知らなかった自閉症の兄レイモンドであると知った彼は、兄を病院から連れ出してロスへと向かう。
久し振りの鑑賞。
人より記憶力に優れているが、拘りが強くコミュニケーションが上手くないレイ。
下着を買う場所にまで拘りがあるのは驚き。
事故を異常なほど怖がる節があるため、高速も使わず下道でロスへ向かう。
道中色々な事が起こり、レイを理解できずイライラするチャーリー。だが段々と愛情を持ち始めて仲を深めていく。
実際に仲良くなったのはカジノに勝ってからかも知れないけど。笑
トム・クルーズは全盛期じゃないかってくらいカッコいい。
ダスティン・ホフマンの演技は本当に素晴らしい。サヴァン症候群の男を演じているが、実際にいたキム・ピークという人物がモデルになっているらしい。落ちた爪楊枝を一瞬で記憶したのは本当の話らしい。笑
心温まる兄弟の映画。