ことのは

最後の猿の惑星のことのはのレビュー・感想・評価

最後の猿の惑星(1973年製作の映画)
3.5
【地球の未来を予言した驚異のエンドレス・ドラマ いまその全貌を明かす完結篇の登場!】

2003年、シーザーが集落を作り一部の人間と共存する、元祖『猿の惑星』最終章。

第1作に近い雰囲気も、リブートされた近作に近い雰囲気もある最終章だった。

人間との共存・争い、猿の種族間での共存・争いと、私たちが暮らす世界と変わらないことが、猿たちに置き換えられて映し出される教訓めいた映画だった。

近年の『猿の惑星』でも、戦争の成り立ちを猿たちに置き換えて示されていて、エンターテイメントとして楽しみながら、私たちが映画から感じ、学ばなくなくてはならないことが多いと改めて感じる作品だった。
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