ながさわ

ギルバート・グレイプのながさわのネタバレレビュー・内容・結末

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

ジョニー・デップさん演じるギルバート・グレイプは、田舎町に暮らす青年。母と妹と弟の生活を支えるため、仕事をしていた。この弟役がレオナルド・ディカプリオさん。2人並ぶと、顔の印象が全然違ってとても兄弟とは思えないけど、まぁそういう設定。
グレイプの生活はお偉いさんの奥さんと浮気したり、家族に振り回されたりして無情感・閉塞感を感じるが、たまたま通りかかってエンストした旅家族の女性に会い、気持ちが動いていく……という展開だったね。

ディカプリオの知的障害の演技が抜群に上手いのと、母親役の女性が大きすぎて心配になる作品。薦められて観たけど、人に薦めたいという気持ちにはならなかった。
エンストした車が修理できたので、旅家族はまた別の町に行くことになり、女性とも別れることになるが、季節が流れ、また再開するというややハッピーエンド。
母親が急死し(そりゃあリスクは十分にあるだろ、という体型だった)、その姿を誰にも見せたくないと兄弟総出で家を燃やしたシーンも印象的だったな。