蛇らい

パーフェクトブルーの蛇らいのレビュー・感想・評価

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)
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アニメーション作品であることの自覚から導かれる飛躍と、必然性に満ちている。語り口は極めて映画的で一切の緩みがない。

常に誰かに自分の一部分だけを知られ続けるということの恐ろしさを説く。都合の良い側面だけを切り取ることも可能なアニメーションという手法でそれをやってのけるのだから、非常に皮肉が効いている。血の滴るリアルさは圧巻だった。
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